商品詳細
タイトル:COMEDY
アーティスト:SALU
レーベル:One Year War Music / LEXINGTON / TOY'S FACTORY
フォーマット:CD
品番:TFCC-86472
発売日:2014年5月21日
詳細
人の一生はまるで一本の映画のよう。 人がただひたすらに生きる様はまるで喜劇。
これは新世代ラッパーSALU がファーストアルバム 『IN MY SHOES』で思い描いた幻想の世界の中に入った後の物語である。
「情熱と冷静」、「体験と俯瞰」がせめぎあう多角的な視点から綴られる歌詞を、他の追随を許さない日本人離れしたリズム感と浮遊感のあるフロウから放つSALU の音楽は、聴くものの胸の奥を突き上げ、揺さぶる。また彼のLIVE パフォーマンスに、ある者は熱狂し、 またある者は言葉を失う。その動揺は記憶から離れず、さらにSALU の世界の奥深くに誘われる。
『In My Shoes』のシーズン2 ともいえる本作は、『In My Shoes』で描いた俯瞰で見た幻想の世界の中に入ることで描かれた作品だ。例えるなら、ヒューマンドラマあり、ラブストーリーあり、ホラーあり、サスペンスあり、SF ありの短篇映画集のような、コンセプトアルバムになった。「人の一生はまるで一本の映画のよう(「WEEKEND」抜粋)。人が目の前の生活をただひたすらに生きる様はまるでコメディ。辛く悲しいこと(「MOON CHILD」)、幸せな時間(「SPACE BOY」、「GOODTIME」)、心の葛藤(「BREAK MY SHADOW」、「NEW BALANCE」)などは、当人にとってはいつでも真剣だが、他人から観測すれば面白く可笑しい。」と語るSALU が、今作のアルバムタイトルを『COMEDY』と名付けたことは意味深い。時には自分を追い込んでストイックに物事を考える性分であるSALU が、そんな自分をコメディアン(「COMEDY」)や鎮痛剤(「PAINKILLER」)になぞらえ、リリシストとしての宿命を背負う苦悩や悲哀、喜びをユーモアとウィットをもって伝えようとしているように感じられる本作はいまを生きる若者の気持ちを代弁し、その道標になる。不安に揺れる今の時代でさえ、SALU の詩情にくるまれて、美しく変容する。
PROFILE
SALU
1988年札幌生まれ、神奈川育ち。4歳でDr.Dre「Let Me Ride」と出会い、14歳でKICK THE CAN CREW「カンケリ01」を聴いて日本語でラップを書き始めた噂のニュータイプ、SALU(サル)。2010年時点では全く無名の存在だったが、SEEDAが所属するSCARS「CASH & THE CASHER」で客演デビューし、翌2011年にはSEEDA「黙る時代は終わり」、JAY’ED「ブレイブ・ハート」、SIMON「Change My Life」といった楽曲に次々とフィーチャーされ、一気に話題の存在となった。そして遂にSALUにとって宿命的な出会いをむかえる。SEEDAを通じてHIP HOP/R&B界の新進気鋭のプロデューサーとして辣腕をふるい、今やKREVA、EXILE、西野カナ、少女時代などジャンルレスにヒット曲を提供するあのBACHLOGICと出会うことになる。その後、BACHLOGICがSALUの才能に刺激され、レーベル“ONE YEAR WAR MUSIC”つくってしまったという逸話は、同業者(アーティスト)の嫉妬も拍車をかけるかたちでシーンでは話題になった。
そのBACHLOGIC総指揮のもと、OHLD(7070PRODUCTION)もプロデューサーにむかえ、昨年3月リリースのファーストアルバム『In My Shoes』は、23歳にして得た豊かな人生経験と、初期騒動に裏付けされたSALUの“In My Shoes(=僕の立場から)”から見た世界について歌った作品で、J-HIP HOPのフィールドでは異例のスマッシュヒットとなり、iTunes総合チャートでも1位を記録した。KREVAや、木村カエラなどさまざまな方面から絶賛され、ヘッズは勿論、これまでラップに興味のなかったロックリスナーをも熱狂させた。
TRACK LIST
1. 100th Monkey
2. New Balance
3. 東京ゾンビ
4. Comedy (Prod by Saltwater)
5. BMS
6. Goodtime
7. Weekend
8. ムーンチャイルド
9. Spaceboy
10. 堕天使パジャマ
11. Sphere
12. Painkiller 【Bonus Track】
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